模造紙に文字やイラストをきれいに仕上げたのに、「端が破れそう」「掲示するとたわんでしまう」と気になることはありませんか。
大きな模造紙は少しの力でも傷みやすいため、作り始める前にガムテープで補強しておくことが大切です。
この記事では、裏面を目立たせずに補強する貼り方や、用途に合うガムテープの選び方、画びょうを刺す場所の整え方を紹介します。
補強後にきれいな状態で持ち運ぶコツもわかるので、発表やイベント用の模造紙を準備するときにも役立ちます。
見た目はすっきり、扱いやすさはしっかりアップさせたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかること
- 模造紙の裏面をガムテープで囲んで補強する方法
- 仕上がりや強度に合わせたガムテープの選び方
- 画びょうやピンを刺す位置を重点的に補強するコツ
- 補強した模造紙を丸めて持ち運ぶ方法とケース選び
模造紙は裏面の四辺をガムテープで囲むと補強できる

模造紙は、裏面の四辺にガムテープをまっすぐ貼って囲むだけで、端から裂けにくくなり、扱いやすさがアップします。
特に大きな模造紙は、外周に加えて中央や四隅も補強すると、広げたときのたわみや折れ目が気になりにくくなります。
表面にテープが見えないよう裏面に貼れば、文字やイラストの見た目をすっきり保ちやすいのも嬉しいポイントです。
模造紙を平らに広げて必要な道具をそろえる
まずは床や大きめの机など、模造紙をできるだけ平らに広げられる場所を確保します。
表面にほこりや細かなゴミがあるとテープが浮きやすいため、やわらかい布で軽く取り除いておくと安心です。
用意するものは、ガムテープ、はさみ、定規またはメジャー、貼る位置の目安を付けるための鉛筆などです。
模造紙の下に汚れてもよい紙やシートを敷いておくと、作業中に床へテープが付いてしまう心配を減らせます。
ガムテープは長いまま引き出して貼るよりも、貼る辺の長さに合わせてあらかじめ切っておくと、途中で曲がりにくくなります。
一人で作業しにくい大きさの場合は、模造紙の端を押さえてくれる人がいると、よりきれいに貼りやすいです。
四辺に沿ってガムテープをまっすぐ貼る
模造紙を裏返したら、端から少し内側の位置にガムテープを貼り、上辺・下辺・左右の辺を一周するように補強します。
テープを端ぎりぎりに貼ると、角からめくれやすくなることがあるため、端から5〜10ミリ程度内側を目安にすると貼りやすいです。
まずテープの片端だけを軽く固定し、位置を確認しながら少しずつ押さえていくと、斜めになりにくくなります。
貼る途中で強く引っ張りすぎると、模造紙が波打ったり、端が縮んだように見えたりするため、力を入れすぎないようにしましょう。
テープを貼ったあとは、手のひらや定規の側面で中央から外側へなでるように押さえると、空気が入りにくくなります。
四辺のテープがきれいにそろうと、模造紙全体にほどよいハリが出て、掲示するときも形を整えやすくなります。
大きな模造紙は中央を十字や対角線で補強する
模造紙が大きくて中央部分がたわみやすいときは、裏面の中央にガムテープを追加すると安定しやすくなります。
縦と横に一本ずつ貼る十字型は、中央を支えながら上下左右のバランスも取りやすい方法です。
十字に貼る場合は、まず中央の位置を軽く確認してから、縦方向、横方向の順に貼るとずれを抑えやすいです。
広い面をしっかり支えたい場合は、四隅を結ぶように対角線へ貼る方法もあります。
ただし、補強する本数が多すぎると裏面が硬くなり、紙本来のしなやかさが減ることもあります。
中央の補強は必要な部分だけにとどめると、強度と扱いやすさのバランスを取りやすいです。
表面から見て気になる凹凸がないか、途中で一度ひっくり返して確認すると、仕上がりのイメージをつかみやすくなります。
破れやすい四隅はテープを重ねて補強する
模造紙の四隅は持つときに力がかかりやすく、折れたり裂けたりしやすい部分です。
四辺の補強テープを貼ったあと、各角に短く切ったガムテープを重ねると、角の強度を高めやすくなります。
角に貼るテープは、縦横のテープが交わる部分を覆うようにすると、はがれやすい端を押さえられます。
テープの角を少し丸く切っておくと、先端が服やほかの紙に引っかかるのを防ぎやすいです。
四隅を確認するときは、テープが浮いていないか、紙がよれていないかをやさしく触って見てみましょう。
角まで丁寧に補強しておくと、模造紙を広げたり壁に整えたりする場面でも、きれいな形を保ちやすくなります。
補強用のガムテープは仕上がりと強度で選ぶ

模造紙の補強には、しっかり支えたいなら布テープ、軽さやなじみやすさを優先するなら紙製ガムテープが使いやすいです。
掲示する期間や持ち運ぶ回数、表面に透けて見えるかどうかも考えながら選ぶと、見た目と扱いやすさのバランスを整えやすくなります。
テープは「強ければよい」とは限らず、模造紙の用途に合うものを選ぶことが大切です。
| テープの種類 | 仕上がりの特徴 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 布テープ | 丈夫で破れにくく、しっかりした印象 | 移動や掲示の機会が多い模造紙 |
| 紙製ガムテープ | 軽く、紙になじみやすい | 短期間の掲示や軽めの補強 |
| 養生テープ | はがしやすさを考えやすい | 一時的に支えたい部分 |
| マスキングテープ | 色柄が豊富でやわらかい印象 | 目立たない補助や仮の固定 |
しっかり補強したい場合は布テープが使いやすい
布テープは繊維が入っているため、模造紙を持ち上げたり移動したりする予定があるときに頼りやすい素材です。
紙製のテープよりも裂けにくく、端が少し傷みやすい模造紙にも使いやすいでしょう。
特に、教室や会場まで持ち運ぶ場合、何度か広げて見せる場合には、強度を優先して布テープを選ぶと安心感につながります。
一方で、布テープは厚みがあり、貼った部分が表面にわずかに出やすいことがあります。
表側に文字やイラストを大きく入れる予定なら、テープの幅が広すぎないものを選ぶと、紙のたわみを抑えながら自然に仕上げやすいです。
色は白や淡い色を選ぶと、明るい模造紙になじみやすくなります。
粘着力が強いタイプは、貼り直しの際に紙へ負担がかかることもあるため、位置を確認してから貼るのがおすすめです。
紙製ガムテープは軽く仕上げたい場合に向いている
紙製ガムテープは布テープよりも軽く、模造紙のやわらかな質感を残したい場合に向いています。
全体を重くしにくいため、短期間の掲示用や、できるだけ軽く持ち運びたい作品にも取り入れやすいです。
紙同士でなじみやすく、補強部分だけが目立ちにくい仕上がりを目指したいときにも選択肢になります。
ただし、強く引っ張られる場面や、何度も折れ曲がるような使い方では、布テープほどの丈夫さを感じにくい場合があります。
軽さを優先するなら紙製ガムテープ、移動時の負担に備えたいなら布テープというように、使う場面で考えると選びやすいです。
また、紙製ガムテープは種類によって表面の色味や質感が異なります。
模造紙の色と近いものを選ぶと、裏面まで整った印象になりやすいでしょう。
養生テープやマスキングテープは短期間の補助に使う
養生テープやマスキングテープは、布テープや紙製ガムテープに比べると、強度よりも扱いやすさを重視したいときに便利です。
たとえば、掲示前に一時的に端を整えたいときや、補強の位置を試したいときの補助として使えます。
養生テープは比較的はがしやすいタイプが多く、後から調整する可能性がある場合にも取り入れやすいです。
マスキングテープは薄くてやわらかく、色や柄を生かしながら目立たない範囲で支えたいときに向いています。
ただし、どちらも長期間の使用や強い力がかかる場面では、十分な支えにならないことがあります。
模造紙全体を支える目的ではなく、短期間の補助として考えると使い分けしやすいです。
粘着面が古くなっているテープは貼りつきにくいことがあるため、使う前に少しだけ確認しておくとよいでしょう。
表からの透けが気になる場合は色と厚みを確認する
模造紙は薄手のものも多いため、裏面に貼ったテープの色や厚みが表側から見えることがあります。
特に白い模造紙へ濃い色の布テープを使うと、光の当たり方によって補強部分が気になる場合があります。
表面のデザインをすっきり見せたいなら、模造紙に近い色のテープを選び、目立つ場所は避けることがポイントです。
白い模造紙には白や半透明に近い色、色付きの模造紙には近い色味のテープを合わせると、見た目を整えやすくなります。
購入前に迷ったときは、模造紙の端や切れ端に少量を当てて、表側から透け方を見てみると安心です。
また、厚いテープは補強力がある一方で、表面に段差が出やすくなることがあります。
文字やイラストを見せたい模造紙では、必要な強度を保ちながら、できるだけなじむ色と厚みを選ぶときれいにまとまります。
補強は文字や絵を書く前に行うときれいに仕上がる

模造紙の補強は、文字や絵を書き始める前に済ませるのがおすすめです。
先にガムテープを貼っておくと、作業中に紙が動いたり端がめくれたりしにくく、レイアウトも整えやすくなります。
書いた後に補強すると、手で押さえたときの力で紙にしわが寄ったり、ペンの文字がこすれたりすることがあるため、最初の準備として行うと安心です。
模造紙の巻きぐせを伸ばしてから貼る
購入したばかりの模造紙は丸まっていることが多いため、すぐにテープを貼らず、まずは平らな状態に近づけましょう。
巻きぐせが残ったまま補強すると、紙が戻ろうとする力でテープ部分に負担がかかり、端が浮きやすくなります。
広めの机や床に模造紙を広げ、四隅や端に本などを軽く置いて、しばらく落ち着かせる方法が手軽です。
紙の上に置くものは、汚れや角の跡がつかないよう、清潔で重すぎないものを選びます。
急いで平らにしようとして強く折り目をつけると、表側にも線が残りやすいため、ゆっくり押さえることが大切です。
模造紙が大きくて一人で広げにくい場合は、家族や友人に端を持ってもらうと、紙を傷めずに準備しやすくなります。
端から少しずつ押さえてしわや気泡を防ぐ
ガムテープは一度に長く貼ろうとせず、位置を合わせながら端から少しずつ押さえていくと、しわや空気の入り込みを防ぎやすいです。
最初にテープの端だけを軽く固定し、貼る方向へ手を動かしながら、紙とテープをなじませていきます。
このとき、指先だけで強くこするよりも、指の腹や乾いた布を使ってやさしく押さえると、力が均一になりやすいです。
- テープを貼る前に、紙の端をまっすぐ整える。
- テープは引っ張りすぎず、自然な長さで置く。
- 中央から外側へ空気を逃がすように押さえる。
- しわを見つけたら、無理に引っ張らず早めに整える。
小さな気泡なら見た目に大きく影響しないこともありますが、端まで続くしわは後から目立ちやすくなります。
貼るスピードを少しゆっくりにすることが、すっきりした仕上がりにつながります。
反りを抑えるため左右を交互に貼る
一辺だけを続けて貼り進めると、テープの引っ張る力が片側に偏り、模造紙が反ることがあります。
反りを抑えたいときは、左右の辺を交互に貼り、紙全体にかかる力をなるべく均等にしましょう。
- まず一方の短い辺を軽く固定します。
- 反対側の短い辺を貼り、紙の張り具合を確認します。
- 次に左右の長い辺を、片方ずつ交互に貼ります。
- 最後に四隅を見て、浮きや大きなしわがないか確かめます。
途中で紙がたわんできた場合は、貼り進める手を止めて、模造紙を平らに戻してから続けます。
特に大きな模造紙では、一人が紙を押さえ、もう一人がテープを貼るようにすると、余計な引っ張りを減らせます。
貼り直しを避けるため位置を決めてから固定する
ガムテープを貼り直すと、模造紙の表面や裏面が毛羽立ったり、薄い紙が伸びたりすることがあります。
そのため、テープをしっかり押さえる前に、貼る位置と長さを確認してから固定するのがポイントです。
あらかじめ必要な長さを測って切り、模造紙の端に軽く当ててみると、ずれに気づきやすくなります。
テープの端を少しだけ仮に留めた段階なら調整しやすいため、最初から全体を強く密着させないようにしましょう。
貼る前には、次の項目を確認しておくと落ち着いて作業できます。
| 確認すること | 見ておきたいポイント |
|---|---|
| 貼る位置 | 紙の端に沿ってまっすぐ置けているか |
| テープの長さ | 端まで無理なく届き、余りすぎていないか |
| 紙の状態 | 巻きぐせや大きなしわが残っていないか |
| 作業スペース | 机や床にほこり、水分、汚れがないか |
補強が終わってから文字やイラストの配置を考えると、テープによる端の幅も含めて全体のバランスを決めやすくなります。
画びょうやピンを刺す場所は小さなテープで重点的に補強する

模造紙を掲示する予定があるなら、画びょうやピンを刺す位置の裏面に小さく切ったガムテープを重ねておくと、紙が傷みにくくなります。
とくに上部の角や、重さがかかりやすい場所を先に補強すると、掲示中のたわみや破れを抑えやすくなります。
表面のデザインを隠さないよう、補強は基本的に裏面だけで行うのがおすすめです。
掲示位置に合わせて裏面へテープを重ねる
まず、模造紙をどこに掲示するかをイメージし、画びょうやピンを刺す位置を決めます。
掲示板に留める場合は、上の左右2か所に加えて、紙が大きいときは下側や中央付近にも固定位置を作ると安定しやすくなります。
決めた位置の裏面に、3〜5cm程度に切ったガムテープを貼り、紙の繊維を支えるように補強します。
テープは1枚でも役立ちますが、薄手の模造紙や長期間掲示する予定のものは、同じ場所にもう1枚重ねると厚みを出しやすくなります。
ただし、必要以上に広い範囲を覆うと紙が部分的に重くなり、表面にわずかな凹凸が出ることがあります。
補強する場所だけを小さく覆うことで、見た目と扱いやすさのバランスを保てます。
| 掲示の仕方 | 補強しておきたい位置 |
|---|---|
| 上部2か所で掲示する | 上の左右の角より少し内側 |
| 四隅を固定する | 四隅の裏面 |
| 大きな模造紙を掲示する | 上部・下部の角に加え、辺の中央付近 |
| 人が通る場所に掲示する | 紙が浮きやすい角や端の近く |
画びょうを刺す位置は、紙の端ぎりぎりよりも少し内側にするほうが、力が一点に集中しにくくなります。
テープの中央あたりを刺す位置にすると、補強の効果を活かしやすいです。
穴が広がりやすい上部と角を厚めにする
掲示中の模造紙は自重によって下へ引っ張られるため、上部の固定箇所には負担がかかりやすくなります。
とくに左右の上角は、紙を支える大切な場所なので、ガムテープを2枚重ねにしておくと安心です。
角のすぐ先端だけに貼るより、角から少し内側へ向けて貼ると、紙の広い範囲で力を受け止めやすくなります。
- 上の角は、短いテープを縦横に重ねて貼る。
- 画びょうを刺す場所は、テープの端ではなく中央寄りにする。
- 下の角がめくれやすい場合は、必要な箇所だけ追加で補強する。
テープを十字形に重ねる方法は、縦方向と横方向の力に対応しやすく、角の補強に向いています。
一方で、掲示場所の都合によって固定箇所が決まっている場合は、実際に刺す位置に合わせてテープを貼ることが大切です。
掲示板の枠や壁面の状態によっては位置を変える必要もあるため、可能なら模造紙を軽く当てて確認してから補強しましょう。
施設や学校などで掲示する場合は、使用できる画びょうやピンの種類、掲示できる場所のルールも事前に確認しておくとスムーズです。
壁から外すときは模造紙を支えながらピンを抜く
補強していても、外すときに模造紙を引っ張ると、ピンの周りに負担がかかることがあります。
外す際は、片手で模造紙の補強部分をやさしく支え、もう片方の手でピンをまっすぐ抜くようにしましょう。
上部のピンを一度にすべて外すと紙が落ちやすいため、紙を支えられる状態を作ってから順番に外すのがポイントです。
- 模造紙の下側または中央を手で支えます。
- 上部のピンを片側ずつ、ゆっくり抜きます。
- 最後の1本を抜く前に、紙全体をしっかり持ちます。
- 外したあとに補強部分の状態を確認します。
外した後のテープが浮いていたり、ピンを刺した部分が気になったりする場合は、次に掲示するときに同じ位置へ小さなテープを重ねておくとよいでしょう。
掲示前だけでなく、外すときまで丁寧に扱うことで、模造紙をきれいな状態で保ちやすくなります。
補強した模造紙は折らずに丸めると持ち運びやすい

補強した模造紙は、折り目を付けずにゆるく丸めて運ぶと、紙の表面や端をきれいに保ちやすくなります。
ガムテープを貼った部分は折り曲げると段差が目立ちやすいため、貼った面を内側にして丸めるのがポイントです。
雨や混雑した移動中の圧迫が心配なときは、袋や筒を使って、模造紙が直接こすれたりつぶれたりしないようにしましょう。
ガムテープを貼った面を内側にしてゆるく丸める
模造紙を丸めるときは、ガムテープを貼った裏面が内側になる向きにすると、テープの端が何かに引っかかりにくくなります。
表面の文字や絵が外側になるため、机や床に置くときは表面が傷付かないよう、下にきれいな紙や布を敷くと安心です。
きつく巻きすぎると、紙に強いカールが付いたり、端がつぶれたりすることがあります。
芯を作るように、ふんわり大きめの円を描いて丸めると、掲示するときにも広げやすくなります。
- 平らで広い場所に模造紙を広げます。
- テープを貼った裏面が上になるように向きを確認します。
- 端から少しずつ持ち上げ、力を入れすぎずに丸めます。
- 丸め終わったら、紙の端が浮いたりつぶれたりしていないか確認します。
何人かで作業できる場合は、片方が端をそろえ、もう片方がゆっくり巻くと形が整いやすくなります。
急いで丸めると紙の端が斜めになりやすいため、持ち手を替えながら少しずつ整えるのがおすすめです。
輪ゴムが当たる部分に紙を巻いて負担を減らす
丸めた模造紙が開かないように輪ゴムを使う場合は、輪ゴムを直接掛ける前に、当たる部分へ不要な紙を一周巻いておくとよいでしょう。
輪ゴムが直接当たると、締め付けた部分にへこみや線が残ることがあります。
間に紙を挟むことで、力が一点に集中しにくくなり、模造紙の表面を保護しやすくなります。
| 留め方 | 向いている場面 | 気を付けたい点 |
|---|---|---|
| 紙を巻いてから輪ゴムを掛ける | 短時間の持ち運び | 輪ゴムを強く掛けすぎない |
| やわらかいひもで軽く結ぶ | 紙への圧迫を抑えたいとき | 結び目をきつく締めない |
| 紙帯を巻く | 見た目も整えたいとき | 移動中に外れない程度に留める |
保護用に巻く紙は、模造紙より少し幅が狭い紙を使うと、端まで覆いすぎず扱いやすくなります。
特に文字や絵がある表面へ輪ゴムの跡を残したくない場合は、紙帯をやや広めにすると安心です。
雨の日は大型のビニール袋で全体を包む
雨の日や湿気が気になる日は、丸めた模造紙を大型のビニール袋で全体的に包んでから持ち運びましょう。
袋は水滴や汚れが直接付くことを防ぎやすく、電車やバスで足元に置く場合の保護にも役立ちます。
ただし、ぬれた状態のまま袋の口を閉じると内部に湿気がこもることがあるため、模造紙や袋の内側がぬれていないことを確認してから入れることが大切です。
- 袋に入れる前に、模造紙の端が折れていないか確認します。
- 袋の中に空気を少し残し、押しつぶさないようにします。
- 袋の口は軽くまとめ、必要に応じてテープやひもで留めます。
- 到着後は早めに袋から出し、平らな場所で状態を確認します。
傘を差していても、風の強い日には横から雨が入り込むことがあります。
袋の口が上側になるように持つと、水が入り込みにくく、移動中も扱いやすいです。
長距離の移動にはポスターケースや筒を使う
徒歩での短い移動よりも、電車や車で長く運ぶ場合は、ポスターケースや筒に入れる方法が便利です。
周囲の荷物に押されたり、座席や荷物棚で曲がったりする心配を減らしやすくなります。
筒へ入れる際は、模造紙をきつく細く巻くのではなく、無理なく入る大きさにゆるく丸めることを意識しましょう。
出し入れするときに端が引っかかりやすいため、模造紙の端を手でそろえながら、ゆっくり入れるのがコツです。
移動先でそのまま掲示や発表をする予定なら、到着後に一度取り出して、平らな場所で形を整える時間を取っておくと安心です。
丸めたクセが気になるときは、広げた模造紙の四隅に軽い物を置き、しばらくなじませると扱いやすくなります。
丁寧に丸めて保護しておけば、補強した模造紙を持ち運ぶときも、見た目を整えたまま準備しやすいでしょう。
持ち運び用ケースは模造紙の大きさに合わせて選ぶ

模造紙を入れるケースは、模造紙を丸めたときの長さと太さに合うものを選ぶと、出し入れがスムーズです。
長さに余裕がないケースでは端が当たりやすく、反対に大きすぎるケースでは中で動きやすくなるため、収納したい模造紙のサイズを先に測っておきましょう。
ケース本体の外寸ではなく、実際に入れられる内寸を確認することが、選ぶときの大切なポイントです。
長さを調整できるタケダ「アジャスタブルケース TAC-90」
タケダ「アジャスタブルケース TAC-90」は、収納するものに合わせて長さを調整しやすいタイプのケースです。
使う模造紙の大きさが毎回同じではない場合や、作品によって余白の取り方が変わる場合に選びやすいでしょう。
ケースの長さを必要以上に長くしなくてよいため、持ち物の量に合わせてすっきりまとめたいときにも便利です。
模造紙のほかに、掲示用の資料や細長い工作材料などを保管したいときにも、用途に応じて調整しやすい点が魅力です。
ただし、ケースを短くした状態では、模造紙の端が内側で折れない長さを確保することが必要です。
購入前には、手元の模造紙をゆるく丸めた状態で長さを測り、ケースの調整範囲に収まるか確認しておくと安心です。
| 確認したい点 | 見ておく理由 |
|---|---|
| 調整できる長さの範囲 | 模造紙の長辺が無理なく入るか判断しやすくなります |
| ふたの開閉方法 | 出発前や到着後に作品を確認しやすくなります |
| 肩ひもや持ち手の有無 | 荷物が多い日でも持ち方を選びやすくなります |
コンパクトに持ち運びやすいタケダ「TAC-75N」
タケダ「TAC-75N」は、比較的コンパクトなサイズの模造紙や、短めにまとめられる掲示物に合わせて検討しやすいケースです。
大きなケースを持つほどではない場面では、必要な大きさに近いケースのほうが、荷物全体をすっきりまとめやすくなります。
学校行事やサークル活動などで、模造紙以外にも筆記用具や配布物を持つ予定があるときは、ケース自体がかさばりにくいかも見ておきたいところです。
一方で、収納したい模造紙がケースの対応サイズを少しでも上回る場合は、無理に入れようとしないことが大切です。
端を押し込むように収納すると、せっかく整えた紙面がよれたり、取り出す際に引っかかったりすることがあります。
「入りそう」ではなく「余裕を持って出し入れできる」サイズかどうかを基準にすると選びやすいです。
- 使う模造紙の長辺を測る
- ケースの内寸に少し余裕があるか確認する
- 丸めた状態の太さが収納口に通るか確認する
- ふたを閉めたときに紙の端が押されないか確認する
収納時の内寸と丸めた模造紙の直径を確認する
ケース選びでは、長さだけでなく、丸めた模造紙の直径も確認する必要があります。
同じ大きさの模造紙でも、紙の枚数や貼り付けた装飾の厚みなどによって、丸めたときの太さは変わります。
特に、紙を重ねて使っている場合や立体感のある素材を付けている場合は、一般的な模造紙より太くなりやすいため注意しましょう。
収納口が狭いケースでは、入れるときに紙面がこすれたり、装飾部分に負担がかかったりすることがあります。
そのため、ケースの説明にある内寸や内径を見て、丸めた模造紙より少しゆとりがあるかを確かめます。
- 模造紙を収納する状態に近い形でゆるく丸めます
- 丸めた部分のいちばん太いところを測ります
- ケースの内径や収納口の大きさと比べます
- 長さと太さの両方に余裕があるものを選びます
ケースに入れたあとに中で大きく動く場合は、紙を押し込むのではなく、すき間を埋められる薄い保護材を添える方法もあります。
ただし、厚みのあるものを詰め込みすぎると取り出しにくくなるため、紙面に触れる部分はやわらかく清潔な素材を選ぶとよいでしょう。
模造紙のサイズ、丸めたときの太さ、ケースの内寸を順番に確認しておけば、作品に合ったケースを落ち着いて選びやすくなります。
まとめ
この記事のポイントをまとめます。
- 模造紙は裏面の四辺をガムテープで囲むと、端が裂けにくくなります。
- 大きな模造紙は、四隅や中央も補強するとたわみを抑えやすくなります。
- 丈夫さを重視するなら布テープ、軽さやなじみやすさを重視するなら紙製ガムテープが向いています。
- 補強は文字やイラストを書く前に済ませると、しわやずれを防ぎやすくなります。
- 画びょうやピンを刺す予定の場所は、裏面に小さなテープを重ねて補強します。
- 持ち運ぶときは、テープを貼った面を内側にしてゆるく丸めるのがポイントです。
- ケースは模造紙を丸めたあとの長さと太さを測り、内寸に余裕があるものを選びましょう。
模造紙の補強は、少しのひと手間で作品の扱いやすさや見た目を整えやすくなる準備です。
まずは裏面の四辺をまっすぐ補強し、掲示する場所や持ち運び方に合わせて必要な部分を追加してみてください。
先に土台をしっかり作っておけば、文字やイラストを書くときも紙が安定しやすく、作業に集中しやすくなります。
大切な発表やイベントに向けて、きれいで見やすい模造紙に仕上げていきましょう。

