「封筒にのりがないけれど、テープで閉じても大丈夫かな」と迷うことはありませんか。
手元にのりがないと焦ってしまいますが、封筒は用途に合ったテープを選べば、きれいに閉じられます。
ただし、外側から貼るテープは目立ちやすいため、履歴書やビジネス書類などでは、封筒の内側で接着できる方法を選ぶと安心です。
この記事では、テープを使って封筒を整えて閉じる手順や、郵送中に開きにくくするポイント、接着材の選び方をやさしく解説します。
大切な郵送物も、相手に丁寧な印象を届けられるように、封筒に合う閉じ方をチェックしてみてください。
この記事でわかること
- のりがない封筒をテープで閉じるときの基本
- 封筒をテープできれいに閉じる手順
- 両面テープ・テープのり・のりの選び方
- 郵送中に封筒が開きにくくなる接着のポイント
封筒はのりがなくてもテープで閉じられる

封筒にのりが付いていないときや、のりが手元にないときは、テープを使って閉じても問題ありません。
特に、ふたの内側に貼れる両面テープやテープのりを選ぶと、封筒の表面から接着部分が見えにくく、すっきりした印象に仕上がります。
一方で、セロハンテープを外側から貼る方法もありますが、見た目や使う場面に合わせて選ぶことが大切です。
両面テープやテープのりならきれいに仕上がる
封筒のふたを自然に閉じたいなら、両面テープまたはテープのりが使いやすい選択肢です。
どちらもふたの裏側に接着材を付けられるため、閉じたあとにテープが目立ちにくいのが魅力です。
市販の封筒にも、あらかじめ両面テープ付きのふたが採用されているものがあり、テープで封をする方法は特別なものではありません。
| 種類 | 仕上がりの印象 | 使いやすいポイント |
|---|---|---|
| 両面テープ | 接着部分が外から見えにくい | しっかり貼りたいときに便利 |
| テープのり | 線状にきれいに付きやすい | 必要な長さだけ使いやすい |
| セロハンテープ | 外側にテープが見える | すぐに閉じたいときに役立つ |
両面テープは、封筒のふたの幅に合わせて短すぎない長さを使うと、端まで自然に閉じやすくなります。
太すぎるテープを選ぶと、ふたの端からはみ出したり、貼る位置が決めにくくなったりするため、封筒のふたより少し細めのものが扱いやすいでしょう。
テープのりは液体のりのように乾くまで待つ必要がなく、手に付きにくいので、急いでいるときにも便利です。
ふたの端ぎりぎりではなく、少し内側に接着材を付けると、見た目を整えやすくなります。
ただし、封筒の紙質によってはテープのりが付きにくいこともあるため、表面に凹凸がある封筒では貼り付き具合を軽く確認すると安心です。
セロハンテープだけで閉じる方法は用途を選ぶ
透明なセロハンテープだけでも封筒は閉じられるため、のりも両面テープもないときの方法として使えます。
たとえば、家族や友人に渡す手紙、小物を入れた封筒など、手軽さを優先したい場面では取り入れやすいでしょう。
封筒のふたと本体の境目に沿って外側から貼れば、閉じていることがひと目で分かります。
ただし、テープが大きくはみ出していたり、何枚も重ね貼りされていたりすると、封筒全体が少しラフな印象になりやすいです。
見た目をなるべく整えたい場合は、透明で幅が広すぎないテープを選び、必要以上に長く貼らないようにするとよいでしょう。
また、封筒の紙よりもテープが目立つことがあるため、デザイン入りの封筒や淡い色の封筒では、貼る位置を意識するとまとまりが出ます。
テープを使うときは、封筒の中身に直接貼り付かないことも確認しておくと安心です。
のりがないからといって封筒を使えないわけではなく、手元にあるテープの種類と、仕上げたい印象に合わせれば、きちんと閉じられます。
封筒をテープできれいに閉じる手順

封筒をテープで閉じるときは、ふたを平らに整えてから、必要な長さのテープをまっすぐ貼るのがきれいに仕上げるコツです。
貼った後に中央から端へ向かって押さえ、浮きやしわがないかを確認すれば、見た目もすっきりまとまります。
急いでいるときほど、そのまま貼り始めたくなりますが、封筒の向きや中身の位置を整えるひと手間で仕上がりに差が出ます。
封筒の幅に合わせてテープをまっすぐ貼る
まずは封筒を平らな机の上に置き、中身がふたの近くまで寄っていないかを確認します。
中身が片側に寄っていると、ふたが浮いたり、テープを貼る位置がずれたりしやすくなります。
ふたを閉じたら、左右の角がそろっていることを見てからテープを用意しましょう。
テープは貼る前に必要な長さへ切っておくと、途中で引っ張られて曲がるのを防ぎやすくなります。
長さの目安は、ふたの合わせ目を無理なく覆える程度です。
必要以上に長いテープは端が目立ちやすいため、封筒の大きさに合わせてすっきり収めるとよいでしょう。
- 封筒のふたを閉じ、左右の端を軽くそろえます。
- テープをふたと本体の境目に合わせ、片側の端からそっと置きます。
- 位置が曲がっていないことを確認しながら、反対側へ向かって貼ります。
- 端が余る場合は、封筒の輪郭から大きくはみ出さないよう整えます。
貼り始める位置が決まらないときは、先にテープの中央を合わせ目の中央へ軽く触れさせる方法もあります。
中央を基準にすると左右の長さをそろえやすく、斜め貼りも避けやすくなります。
ただし、最初から強く押さえると貼り直しにくいため、位置を決める段階では軽く留める程度にするのがおすすめです。
空気やしわが入らないよう中央から押さえる
テープを貼ったら、中央から左右の端へ向かって、指の腹でやさしく押さえます。
この順番でなじませると、テープの下に空気が残りにくく、表面もなめらかに整います。
爪先で強くこすると封筒の紙に跡が付くことがあるため、力を入れすぎないようにしましょう。
特に薄い封筒や淡い色の封筒は、指の跡やしわが目立つ場合があります。
ふたの折り目付近が浮きやすい場合は、折り目を一度軽く押さえてからテープをなじませると、きれいに見えやすくなります。
| 気になる状態 | 整え方 |
|---|---|
| テープの下に空気が入った | 中央から端へ向かって、やさしく押し出すようになじませます。 |
| テープが少し斜めになった | 強く密着する前なら、ゆっくり持ち上げて位置を整えます。 |
| 端にしわが寄った | しわの近くを無理に引っ張らず、平らな部分から少しずつ押さえます。 |
テープを引っ張りながら貼ると、戻ろうとする力で端が浮きやすくなることがあります。
テープは伸ばしすぎず、置くように貼ってから押さえる意識で進めると、落ち着いた見た目になりやすいです。
封をした後に剝がれや浮きがないか確認する
貼り終えたら、封筒を持ち上げる前にテープ全体を見て、端や角に浮きがないか確認します。
とくにテープの両端は手や机に触れやすいため、最後に軽く押さえておくと安心です。
封筒を裏返し、ふたがずれていないか、中身によって不自然に膨らんでいないかも見ておきましょう。
見た目を整えるための確認ポイントは、次のとおりです。
- テープがふたと本体の境目に沿って貼れているかを見ます。
- テープの中央や端に空気が残っていないかを確認します。
- ふたの左右の角が大きくずれていないかを見ます。
- 封筒の表面に目立つしわや折れが付いていないかを確認します。
もし小さな浮きが見つかった場合は、その部分だけを指の腹で押さえ直せば十分です。
何度も触りすぎると紙がよれやすくなるため、気になる箇所を必要な分だけ整えるのがポイントです。
最後に全体を少し離して眺めると、テープの曲がりや封筒のゆがみに気付きやすくなります。
貼る前に整え、貼った後に確認する流れを意識すれば、のりがないときでも清潔感のある封筒に仕上げられます。
封筒に使う接着材は仕上がりと用途で選ぶ

封筒にのりがないときは、見た目をすっきりさせたいなら両面テープ、手軽さを重視するならテープのりを選ぶと使いやすいです。
液体のりやスティックのりも使えますが、紙が波打ったり、はみ出したりしないように塗る量を控えめにすることが大切です。
封筒の紙質や中身の量によって、扱いやすい接着材は少しずつ変わります。
| 接着材 | 仕上がりの特徴 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 両面テープ | 外側から見えにくく整いやすい | 見た目をきれいに仕上げたいとき |
| テープのり | 薄く均一に付けやすい | 手早く封をしたいとき |
| 液体のり | 細かな場所にも塗りやすい | 少量ずつ調整したいとき |
| スティックのり | 手が汚れにくく扱いやすい | 自宅にある文房具で済ませたいとき |
両面テープは見た目をすっきり整えやすい
両面テープは、封筒のふたの内側に貼れるため、外から接着部分が目立ちにくいのが魅力です。
透明なテープを外側に貼る場合と比べて、封筒本来のデザインや色合いをそのまま見せやすいでしょう。
幅が細めの両面テープなら、ふたの端からはみ出しにくく、紙面もすっきりまとまります。
ただし、粘着面が指や机に触れると貼りにくくなるため、必要な長さを先に用意してから作業すると落ち着いて進められます。
厚みのある強力なタイプは、封筒のふた部分が少し盛り上がって見えることもあります。
薄手で紙に使いやすい両面テープを選ぶと、自然な印象に仕上がりやすいです。
- 封筒の色や柄を生かしたいときに向いています。
- 細い幅のものは、小さめの封筒にも合わせやすいです。
- 貼り直しにくいものもあるため、位置を決めてから使います。
テープのりは手早く均一に塗りやすい
テープのりは、先端を紙に当てて引くだけで接着面を作れるため、のりを広げる手間を減らしたいときに便利です。
液体のりのように乾くまで待つ必要が少なく、手元を汚しにくい点も使いやすさにつながります。
とくに、封筒を何通か用意するときは、塗る量が安定しやすいテープのりがあると作業しやすいでしょう。
一方で、紙の端ぎりぎりまで付けようとすると、のりが外にはみ出すことがあります。
封筒のふたの縁から少し内側を通るように使うと、見た目を整えやすくなります。
テープのりには、なめらかに引けるタイプや、しっかり貼り付けやすいタイプなどがあります。
封筒用には、紙がよれにくく、引いたときに途切れにくいものを選ぶと扱いやすいです。
液体のりとスティックのりは塗る量に注意する
液体のりとスティックのりは、家にあることも多く、急いでいるときに使いやすい接着材です。
ただし、どちらも多く付けすぎると、封筒の紙が湿って波打ったり、表面にしわが出たりすることがあります。
液体のりを使う場合は、細く少量ずつ付けて、必要以上に広げないことがポイントです。
のりが厚く残っていると、乾くまでに時間がかかり、封筒を触ったときにずれやすくなる場合があります。
スティックのりは液体のりよりも量を調整しやすい一方で、古くなって表面が固くなっていると、紙に均一に付きにくいことがあります。
使う前に、のりの表面がなめらかかどうかを確認しておくと安心です。
- 液体のりは、先端を強く押し付けすぎないようにします。
- スティックのりは、薄く数回なでるように付けます。
- はみ出したのりは、乾く前にこすらず、やさしく取り除きます。
接着材に迷ったら、見た目を重視するなら両面テープ、簡単さを優先するならテープのりという基準で選ぶとわかりやすいです。
手元にある液体のりやスティックのりを使う場合も、少量を丁寧に扱えば、清潔感のある封筒に整えられます。
ビジネス書類や履歴書は外から見えない方法で封をする

履歴書や応募書類、取引先へ送る書類は、封筒の内側で接着できる両面テープやのりを使う方法が向いています。
外側からテープが見えないため、封筒がすっきり整い、受け取る相手にも丁寧な印象を持ってもらいやすくなります。
書類の内容を大切に扱っていることが伝わる封じ方を意識すると安心です。
応募書類には両面テープやのりが使いやすい
応募書類を入れた封筒には、ふたの内側に両面テープやのりを付けて閉じる方法がなじみます。
封筒の表面に余計なものが残らないので、宛名や差出人の情報も読みやすく、全体をきれいに見せやすいのが魅力です。
特に両面テープは、貼る位置を決めてからふたを閉じられるため、急いでいるときにも扱いやすいでしょう。
のりを使う場合は、ふたの端に偏らないよう、接着したい部分へ薄く付けることが大切です。
| 方法 | 向いている場面 | 仕上がりの印象 |
|---|---|---|
| 両面テープ | 履歴書や送付状など、見た目を整えたいとき | すっきりしていて清潔感がある |
| テープのり | 手早く準備したいとき | 貼り跡が目立ちにくい |
| 液体のり・スティックのり | 手元にある文具で対応したいとき | 量を控えめにすれば自然にまとまる |
封をする前には、宛名、差出人、同封書類の向きなどをもう一度確認しておくと、閉じたあとに慌てずに済みます。
応募先から封筒の種類や提出方法について案内がある場合は、案内の内容を優先することが基本です。
セロハンテープを外側に貼る方法は避けると無難
透明なセロハンテープを封筒の外側に貼る方法は、日常的な郵送では便利ですが、履歴書やビジネス書類では避けると無難です。
外側にテープが見えると、補強したような印象になったり、封筒の見た目が少し雑然と見えたりすることがあります。
また、テープの端が折れたり、ほこりが付きやすかったりすると、清潔感を保ちにくい場合もあります。
大切な書類ほど、封筒の表側はできるだけシンプルに整えるほうが安心です。
- ふたの外側に透明テープを大きく貼る。
- 何度も貼り直して、テープが重なった状態にする。
- 宛名や差出人の文字にテープがかかるように貼る。
- 装飾性の強いテープで封を目立たせる。
もし外側にテープを貼る必要があるほど封筒が傷んでいる場合は、可能であれば新しい封筒に入れ替えるほうがきれいです。
封筒そのものを整え直すことで、書類を丁寧に準備した印象につながります。
口糊付きやテープ付き封筒も正式な書類に使える
ふたにあらかじめ接着部分が付いた口糊付き封筒やテープ付き封筒も、履歴書などの正式な書類に使えます。
最初から封をするための仕様になっているため、きちんと閉じられていれば問題なく使いやすい選択肢です。
はがして貼るだけのタイプなら、のりを別に用意する必要がなく、手や封筒を汚しにくい点も便利です。
ただし、封をする前に、接着部分に折れや汚れがないかを確認しましょう。
ふたを閉じるときは片側からゆっくり合わせ、端まで軽く押さえると、ずれにくくなります。
封筒の色やサイズに迷う場合は、白色または落ち着いた色合いで、書類が無理なく入るものを選ぶとまとまりやすいです。
外から見えない形で、まっすぐ清潔に封をすることを意識すれば、ビジネス書類や履歴書にも落ち着いて使えます。
郵送中に剝がれにくくするには封筒全体を丁寧に接着する

封筒を郵送するときは、ふたの中央だけでなく、フラップの端まで均等に接着することが大切です。
中身の厚みや重さに合わせて接着面を確保し、必要なときだけ透明テープで補強すると、配送中も口が開きにくくなります。
急いで閉じると、端にすき間が残ったり、接着部分が浮いたりしやすいため、最後に指で全体をなぞって確認しましょう。
フラップの端まで均等に貼り付ける
封筒のふたは、中央だけがしっかり付いていても、両端が浮いていると開きやすくなります。
接着する位置は、フラップの折り目に近すぎない場所を意識し、端から端まで途切れないようにすると安定しやすいです。
のりや両面テープを使った後は、ふたを閉じてから中央・右端・左端の順に軽く押さえると、力をかける場所が偏りにくくなります。
特に角の部分は、指先で小さく円を描くように押さえると、紙が浮きにくくなります。
- フラップの左右の端に接着されていない部分がないか確認する。
- ふたを閉じたあと、接着面を指でゆっくりなぞる。
- 封筒の口を軽く持ち上げ、浮いている箇所がないか見る。
- のりがはみ出した場合は、完全に乾いてから周囲を整える。
接着面を強く押しすぎると、封筒にしわが寄ることもあります。
表面を平らな机に置き、手のひらや指の腹でやさしく密着させるくらいで十分です。
封をした直後は接着が落ち着くまで少し時間を置くと、持ち運ぶときにずれにくくなります。
厚みのある封筒は接着面を広めに取る
書類の枚数が多いときや、小物を入れて封筒に厚みが出るときは、ふたに内側から押し返す力がかかりやすくなります。
このような場合は、薄い郵送物よりも広い範囲を接着することがポイントです。
フラップの端だけを少し留めるのではなく、接着できる幅を生かして全体をしっかり固定しましょう。
| 封筒の状態 | 接着時に意識したいこと |
|---|---|
| 薄い書類を入れた封筒 | フラップの端まで均一に接着し、浮きがないか確認する。 |
| 書類の枚数が多い封筒 | ふたを無理に引っ張らず、接着面を広く使って密着させる。 |
| 立体感のあるものを入れた封筒 | 封筒のサイズに余裕があるか見直し、口元に負担が集中しないようにする。 |
中身を入れた時点でフラップが強く持ち上がる場合は、封筒の容量が足りていない可能性があります。
無理に閉じるよりも、ひと回り大きい封筒へ入れ替えるほうが、接着面に余裕を持たせやすくなります。
また、封筒の中で内容物が片側に寄っていると、片方の端だけに負担がかかります。
封をする前に中身を平らにならし、口元付近に厚みが集まらないよう整えておくと安心です。
透明テープでの補強は必要な場合だけにする
透明テープは、接着後に端が浮きそうなときや、厚みのある郵送物で口元が不安定なときの補強に役立ちます。
ただし、封筒全体を何重にも覆う必要はなく、気になる部分だけを最小限に補強するほうが見た目も整いやすいです。
使う場合は、フラップの端や中央など、浮きやすい箇所を短く押さえるように貼ります。
テープを貼ったあとは、端が折れたり、空気が入ったりしていないかを確認しましょう。
- まずは接着面全体がきちんと密着しているか確認する。
- 浮きやすい端がある場合だけ、透明テープを必要な長さに切る。
- 片側からゆっくり貼り、指の腹で空気を押し出すようにならす。
- 封筒の口を軽く確認し、補強が必要な箇所だけ追加する。
透明テープは便利ですが、貼り直しを重ねると封筒の表面が波打ちやすくなります。
一度で位置を決められるよう、貼る前にテープの長さと位置を確認しておくときれいです。
封を終えたら、口元だけでなく封筒全体を見て、角の折れや大きなしわがないかチェックしましょう。
丁寧に接着された封筒は、郵送中の扱いやすさにつながり、受け取る相手にもきちんと準備した印象を伝えやすくなります。
マスキングテープやシールは大切な郵送物の封には向きにくい

マスキングテープや一般的なシールは、封筒の口を閉じるための主な方法としてはあまり向いていません。
郵送中の摩擦や温度変化で端が浮くことがあるため、封を保つ目的では粘着力が安定した方法を選ぶことが大切です。
ただし、相手にやさしい印象を添えたいときは、封をしっかり閉じたあとに飾りとして使う楽しみ方があります。
| アイテム | 封をする目的での使いやすさ | おすすめの使い方 |
|---|---|---|
| マスキングテープ | 粘着力が控えめなものが多く、単独での封には向きにくい | 封を閉じたあとのワンポイント装飾 |
| 一般的なデザインシール | 小さなサイズでは口元全体を支えにくい | 宛名面以外の余白を彩るアクセント |
| 厚みのある立体シール | 配送中に引っかかる可能性があり、郵送用には使いにくい | 手渡しするカードやラッピングへの使用 |
粘着力の弱いテープは飾りとして使う
マスキングテープは柄や色が豊富で、封筒を自分らしく整えたいときに便利なアイテムです。
一方で、貼り直しやすいことが魅力の商品も多く、封筒の口を固定する役割を任せるには不安が残ります。
特に、封筒の表面に少し凹凸がある場合や、気温・湿度の影響を受けやすい時期は、粘着部分が安定しにくいことがあります。
マスキングテープは「封を守るもの」ではなく、「封筒をかわいく見せるもの」と考えると使いやすいです。
使うなら、封を閉じたあとにフラップの端へ短く添えたり、裏面の余白に小さく貼ったりすると、すっきりした印象になります。
- 封筒の色と近い色合いを選ぶと、落ち着いた雰囲気にまとまります。
- 柄入りのテープは細めに使うと、文字や宛名を邪魔しにくくなります。
- 郵便番号欄や宛名、差出人情報の周辺には貼らないようにします。
- 厚みのある素材や金属調の装飾は、郵送では避けると安心です。
シールも同じように、デザインを楽しむ用途にはぴったりです。
ただし、小さな丸シールや紙製シールだけでフラップを留めると、端からめくれやすくなる場合があります。
大切な書類や相手に確実に届けたいものでは、飾りだけに頼って封をしないようにしましょう。
装飾を加える場合は、封を閉じる役割と見た目を整える役割を分けて考えると、きれいで扱いやすい封筒になります。
ホチキスは中身や開封時の安全に配慮する
封筒の口をホチキスで留める方法もありますが、郵送する封筒には基本的に選ばないほうが無難です。
針が封筒の外側に出ると、ほかの郵送物や手に引っかかるおそれがあり、受け取った人が開けるときにも気を使わせてしまいます。
また、封筒の中に入れた紙まで針で留まってしまうと、取り出す際に書類を傷める可能性があります。
| 気になる点 | 起こりやすいこと |
|---|---|
| 針の先端 | 手やほかの郵送物に引っかかることがある |
| 開封のしにくさ | 受け取った人が慎重に針を外す必要がある |
| 中身への影響 | 紙類に穴や折れが生じる場合がある |
| 見た目 | 封筒の口元が浮いたり、折れたりしやすい |
どうしてもホチキスを使う場面があるなら、郵送ではなく、手渡しする資料を一時的にまとめる用途などにとどめるとよいでしょう。
その場合も、針の先端が目立たないか、中身に重なっていないかを確認しておくと安心です。
郵送用の封筒は、相手が受け取ったときに安全に開けやすく、内容物を取り出しやすい状態に整えることを意識してみてください。
封字は必要に応じて接着後に書き添える

封字は、封筒を閉じたあとに「きちんと封をした」という意思を示すために書く文字で、すべての郵送物に必須ではありません。
とくに改まった書類や縦書きの封筒では添えると丁寧な印象になりますが、日常的な手紙では封字を省略しても問題ない場面があります。
書く場合は、封筒の口がしっかり閉じていることを確認してから、ふたと本体の境目にまたがるように記すのが基本です。
封字は見た目を整える役割もあるため、文字の大きさや位置をそろえると、封筒全体がすっきりと仕上がります。
縦書き封筒では「〆」を中央に書くのが一般的
縦書きの和封筒では、封筒の中央に「〆」と書き添える方法が一般的です。
この「〆」は、封を閉じたことを表す封字として使われる記号であり、アルファベットの「X」とは異なります。
「×」のように交差させて書くのではなく、漢字の「〆」を意識して書くと、自然で落ち着いた印象になります。
位置は、ふたの先端と封筒本体が重なる部分の中央付近が目安です。
ふたの上だけ、または本体だけに寄せて書くよりも、境目をまたぐように書くと封字らしく見えます。
- 文字の位置:封筒の口の中央
- 文字の大きさ:宛名より控えめで、読み取れる程度
- 筆記具:宛名書きに使った黒または濃い青のペン
- 書くタイミング:封筒を閉じたあと
毛筆や筆ペンで宛名を書いた場合は、封字も同じ筆記具でそろえると統一感が出ます。
一方で、ボールペンで宛名を書いた封筒に無理に筆ペンを使う必要はなく、全体の書き方になじむ筆記具を選ぶことが大切です。
横書き封筒や日常の手紙では省略できる場合もある
横書きの封筒では、封字を書かずにそのまま投函することも少なくありません。
友人への手紙、案内状、ちょっとしたお礼のメッセージなどでは、封字の有無よりも、宛名や差出人が読みやすく整っていることのほうが大切です。
かわいらしいデザインの封筒や、封かん部分に絵柄が入っている封筒では、封字を省くほうが見た目がまとまることもあります。
ただし、提出書類やあらたまった相手への郵送物など、丁寧さを意識したい場合には、横書きでも封字を添える選択肢があります。
横書き封筒に書くなら、封をした境目の中央に「〆」を小さめに書くとよいでしょう。
| 封筒・手紙の場面 | 封字の考え方 |
|---|---|
| 友人や家族への手紙 | 省略しても自然 |
| デザイン性のある封筒 | 絵柄とのバランスを見て省略できる |
| 目上の人へのあらたまった手紙 | 添えると丁寧な印象になりやすい |
| 提出する書類を入れた封筒 | 書類の性質や案内に合わせて判断する |
迷ったときは、封字を加えたことで宛名面が窮屈にならないかを見て決めると安心です。
「封」や「緘」は文書に合わせて使い分ける
封字には「〆」以外に、「封」や「緘」を用いることもあります。
「封」は意味が伝わりやすく、やわらかく丁寧な印象を与えやすい文字です。
「緘」は、よりあらたまった文書や事務的な書類で見かけることがあります。
ただし、「緘」は日常の手紙ではやや硬い印象になるため、迷う場合は「〆」または「封」を選ぶと使いやすいでしょう。
| 封字 | 向いている場面 | 印象 |
|---|---|---|
| 〆 | 縦書き封筒、一般的な手紙 | 定番で簡潔 |
| 封 | 丁寧な手紙、わかりやすさを重視したいとき | やわらかく読みやすい |
| 緘 | あらたまった書類や事務的な文書 | かしこまった印象 |
封字は、たくさん書いたり大きく目立たせたりするものではありません。
封筒の種類、相手との関係、手紙のあらたまり具合に合わせて、必要なときだけ控えめに添えると、きれいで感じのよい仕上がりになります。
まとめ
この記事のポイントをまとめます。
- 封筒にのりがないときは、テープを使って閉じても大丈夫です。
- 見た目をすっきり仕上げたい場合は、ふたの内側に貼る両面テープやテープのりが便利です。
- テープを貼る前に封筒と中身を平らに整えると、しわや浮きを防ぎやすくなります。
- 両面テープ、テープのり、液体のりなどは、用途や封筒の厚みに合わせて選びましょう。
- 履歴書やビジネス書類は、外から接着部分が見えにくい方法で封をすると丁寧な印象です。
- 郵送する封筒は、ふたの中央だけでなく端までしっかり接着することが大切です。
- マスキングテープやシールは封の補助よりも、封を閉じたあとの飾りとして使うと楽しめます。
- 封字は必須ではありませんが、改まった書類では接着後に添えると整った印象になります。
のりが手元にないときでも、テープの選び方と貼り方を少し工夫すれば、封筒はきれいに閉じられます。
大切なのは、用途に合わせて見た目と貼りやすさのバランスを考え、ふたの端まで丁寧に接着することです。
履歴書や書類を送るときは両面テープやテープのりを、気軽な手紙なら好みに合わせた方法を選んでみてください。
最後に封筒の口が浮いていないか確認してから出せば、安心して郵送の準備を進められます。

