立志式をどう進めれば、心に残る一日になるのか。
卒業式とは違う意味を持つこの行事を、ていねいに形にするコツをやさしくまとめました。
準備の流れ、当日の進め方、みんなで作る演出、記録の残し方まで、短い手順で案内します。
クラスの状況に合わせて選べる実例も充実。
読み終えたとき、明日からの一歩が自然と見えてきます。
台本通りではなく、役割や表し方を自分で選べます。
スライド一枚や短いスピーチ、カード掲示など、負担の少ない形も紹介します。
地域や家族とのつながりを育てる小さな工夫も載せました。
写真や手紙、デジタルの思い出づくりまで、このページでまとめて確認できます。
まずは導入文から一緒に整えましょう。
立志式とは?卒業式との違いと意味を再確認
義務教育の中間地点としての位置づけ
立志式は、多くの学校で中学2年の節目に行われる行事です。
実施学年や形は学校ごとに異なる場合があります。
成長の通過点をみんなで確かめ、次に進む気持ちを静かに整える機会です。
学びの途中で一度立ち止まり、これからの自分を言葉にする時間です。
過去の出来事をふりかえり、今の得意や好きなことを短く言葉にします。
卒業のように締めくくるのではなく、次の一歩を見える形にします。
友だちや家族、地域に向けて「今の自分」と「これから」を伝える場でもあります。
言葉だけでなく、写真や作品で伝える方法も取り入れられます。
「巣立ち」ではなく「志立て」がテーマ
立志式の主役は、未来へ向かう自分自身です。
比べる相手はだれかではなく、昨日の自分です。
大きな宣言でなくてかまいません。
背伸びは要りません。
今日からの小さな一歩を、自分の言葉で表すことに意味があります。
たとえば「朝にあいさつを自分から言う」「週に一度は記録を書く」などの小さな行動で十分です。
漢字一文字や四字熟語、短いスピーチなど、表現の形は自由で大丈夫です。
クラスで同じ形にそろえなくてもよく、自分に合う表し方を選べます。
立志式が“心に残る”ための3つの条件
本人の主体性を引き出せるか
台本通りに進めるだけでは記憶に残りにくいです。
準備段階から生徒が選び、決め、作る場面を増やします。
司会、BGM、展示、撮影の担当など、役割を自分で選べる仕組みがあると前向きになりやすいです。
役割は一人一役に限らず、二人で支え合う組み合わせも用意します。
台本は「ひな形」にとどめ、言い回しや順番の微調整は担当者が手を入れます。
掲示レイアウトや入退場の導線も、ミニ実行委で複数案から選びます。
合図係やタイムキーパー、マイク係などの裏方も選択肢に含めます。
担当の交代ポイントを決め、ローテーションで体験の幅を広げます。
確認会では「よかったところを一言」カードで互いの工夫を見つけ合います。
当日の振り返りまでを担当の仕事に入れ、次回への一行メモを残します。
誰かに「伝える」意識を持たせられるか
聞き手を思い浮かべるだけで、言葉はぐっと整います。
「誰に、何を、どう伝えるか」をワークシートで可視化します。
保護者や地域の方に向けた一言を添えると、場に温度が生まれます。
聞き手を三つから選びます。
家族、来年の後輩、未来の自分のいずれかに向けて言葉を整えます。
三行の骨子を作ります。
一行目は今の自分、二行目は挑戦したいこと、三行目は最初の一歩です。
表現は自由にします。
短文、朗読、写真に添えるキャプション、イラストの一言などから選べます。
練習はペアで行い、「よかった表現を一つ拾う」をルールにします。
聞き手用の小さいメモカードを配り、うれしかった言葉を回収します。
集まった一言は廊下の掲示に並べ、後から読み返せる形にします。
将来への橋渡しになる仕掛けがあるか
式で終わらず、翌週からの行動に結びつく仕組みを用意します。
キャリア・パスポートや振り返りカードに、今日の一歩を書き込みます。
掲示や学年だよりで継続企画にすると、日常の中で思い出しやすくなります。
「30日チャレンジ」表を配り、小さな行動を毎日一つ記します。
行動は五分でできることを基準にし、無理なく続けられる形にします。
朝の会で週一度だけ報告タイムをつくり、一言ずつ共有します。
担任は月末に振り返りカードを集め、よかった工夫を学年だよりで紹介します。
家庭向けのひとこと欄を設け、家での応援メッセージを書いてもらいます。
学年サイトに予定表を載せ、再掲日や展示替えの日付を示します。
フォームで途中経過を受け取り、次の一歩を一行コメントで返します。
学期末には「最初の一歩」から「続けていること」への変化を並べて見える化します。
導入〜誓い〜未来表現:3部構成で心に残る演出に
開会・導入で緊張をほぐすアイスブレイク
最初の数分で空気が決まります。
入室の音楽を短く流し、会場の視線を前に集めます。
名前カードの交換や、となりの人の良いところを一言紹介するミニワークを入れます。
席に座ったままでできる手挙げアンケートを一題だけ入れます。
拍手のタイミングや合図を先に共有すると、場が流れやすくなります。
拍手の大きさを三段階で練習すると、盛り上げの合図がそろいます。
司会の自己紹介を一言で入れ、今日の流れを三行で示します。
合図カードやベルの位置を確認し、合図の役割を一人に固定します。
決意表明やスピーチを“聴いてもらう”流れに
発表の順番は、テーマや表現のバランスを見て並べます。
一人あたりは短く、回数は多めにすると集中が続きます。
聞き手用のメモ欄を配布し、「よかった一言」を集めると温かな対話が生まれます。
最初は経験談、次に挑戦、最後に一歩宣言の順にすると流れが見えます。
スライドやカードの表示時間を一定にして、切り替えのコールを入れます。
質問は一人一問までにし、手を挙げやすい短い問いを司会が用意します。
前の人をほめてから始めるリレー形式にすると、場の雰囲気がやわらぎます。
入退場の歩数を示し、マイクの受け渡し位置を床テープで示します。
閉会はタイムカプセルや未来レターで締める
式の最後に「未来への窓」を残します。
一年後に開く封書や、QRメッセージの保管をクラスで決めます。
担任メッセージを一行添えると、余韻が続きます。
開封日のカレンダー登録をその場で行い、学年ページにも記載します。
写真スポットを一か所用意し、最後にクラスごとの記念撮影を入れます。
退場曲は短めにし、出口の案内と回収物の場所を前もって伝えます。
掲示の撤収日と返却方法を最後のスライドに明記します。
閉会後の「一言ふりかえり」フォームのQRを映し、帰宅後の入力を案内します。
立志式の前に「なぜやるのか」を共有する時間を設ける
目的の共有会・プレ学活のすすめ
学年全体で、行事の意味を短く共有します。
目的文は一文でまとめ、「今年は○○を形にする」と合言葉を決めます。
全体会は十分を目安にし、配布一枚と三枚スライドで要点にしぼります。
言葉だけでなく、写真一枚や図一つで雰囲気を示すと伝わりやすいです。
その上で、各クラスで進め方の希望を集めます。
意見の出し方は二本立てにし、ふせん投函とオンラインフォームを用意します。
学級目標とつなげて考えられるよう、過去の小さな成功例も並べます。
提出は放課後まで受け付け、迷った人のために追加入力の時間も設けます。
共通ルールと自由に選べる部分を分けて示すと、迷いが減ります。
共通ルールには時間帯や持ち物、発表の長さなどの基準を書きます。
自由に選べる部分にはBGM、展示、司会、撮影の担当などを並べます。
決まった内容は廊下掲示と学年ページに載せ、次の確認日もその場で伝えます。
役割の仮予約表を配り、変更の申し出先を明記します。
「やらされ感」を減らす導入ワークの例
三つの問いを事前配布します。
「今の得意」「最近できたこと」「これからの一歩」を短文で書きます。
「応援してほしい言葉」も一行だけ添えると、当日の声かけが揃います。
書くのが難しい人にはチェック式の選択肢も用意します。
個人→ペア→小グループと段階的に話すと、声が出やすくなります。
ペアでは一分交代で話し、相手の良いところを一言メモします。
小グループでは代表一名が紹介し、残りは付箋でメッセージを貼ります。
声を出さずにカード掲示だけで参加しても大丈夫です。
担任が三十秒の見本を先に示すと、全体のトーンが揃います。
ワークのカードはその日のうちに回収し、次回の準備に反映します。
学校外・地域とつながる工夫
地元企業・OB・地域団体からの応援メッセージ
地域の先輩から、失敗談と学びのミニトークを依頼します。
三分×三名ほどだと、テンポよく進みます。
メッセージカードや動画を掲示すると、会場に厚みが生まれます。
登壇者の年代や職種をばらけさせると、視点が広がります。
テーマは「きっかけ」「つまずき」「切り替え」の三本に絞ると話しやすいです。
事前に質問を生徒から集め、司会が一問だけ投げかけます。
ミニトークの前にテーマカードを渡し、要点をそろえます。
動画は字幕つきにして、音量と再生の合図を事前確認します。
お礼の一言と記念写真の順番を決めておくと、進行がなめらかです。
メッセージカードは複製を作り、掲示と持ち帰りの両方に使います。
来校ルートと受付場所を案内プリントに入れ、入り口で迷わないようにします。
当日の控室と開始合図の方法も、招待メールに短く記します。
中高連携やNPO共催によるリアルな将来像の提示
近隣の高校やNPOに、活動紹介と質問タイムをお願いしてみます。
「一歩目の入り口」を具体例で示すと、次の行動が描きやすくなります。
共催にすると、継続企画につながりやすいです。
高校は体験授業や部活動の紹介を短く入れると、イメージが膨らみます。
NPOは十五分のミニワークを用意すると、場が動きます。
配布物は一枚にまとめ、詳しい情報はQRで案内します。
高校×NPOのクロストークで、共通点と違いを一言ずつ引き出します。
個別相談のミニブースを三席だけ設け、希望者が並べる導線にします。
当日の時間割と役割表を共有し、質問の受付窓口を一つにそろえます。
次の訪問候補日や連携授業の素案を、その場でメモに残します。
連絡先カードは担任経由で配布し、持ち帰り後の連絡の流れも明記します。
終了後の振り返りフォームで、次回に向けた希望を集めます。
発信力を育てる「志プレゼン」アイデア
スライド1枚・1分スピーチの活用例
A4一枚またはスライド一枚に要点をまとめます。
自己紹介→今の自分→志→最初の一歩の順が読みやすいです。
時間は一人一分を目安にします。
文字は大きめにし、一行は短めにそろえると伝わりやすいです。
写真や図は一枚までにして、言葉が主役になるように整えます。
色は二色までに抑えると、画面に落ち着きが出ます。
最初の一言と最後の締めの一言をカードに書き、手元で確認できるようにします。
立ち位置の目印を床にテープで付け、目線は最後列の友だちに向けます。
合図のタイミングを司会と共有し、ベルやカードで残り時間を知らせます。
練習は三回を目安にし、一回は声出し、一回は通し、一回は本番想定で行います。
マイクの高さは前もって合わせ、持ち替えの順番も確認します。
一分で言い切れない内容は、掲示や配布で補うと気持ちが楽になります。
質問を一つだけ受ける形式も、会場との一体感が生まれます。
終わりの一礼と拍手の合図を決めておくと、次の人へスムーズにつながります。
動画・音声・イラストなど多様な表現方法を認める
文章が苦手でも、表現の道はたくさんあります。
ショート動画、音声、写真、イラスト、書写など、得意な形を選べます。
クラス内でフォーマットを揃えると、展示や配布がしやすくなります。
動画は六十〜九十秒、横画面、無音でも内容が伝わる字幕つきを目安にします。
音声は一分以内、タイトルと名前を最初に入れると分かりやすいです。
写真は三枚まで、テーマと撮影時期を一言で添えると読み手が入りやすいです。
イラストや書写はA4に統一し、作者コメントを短文で付けます。
提出先のフォルダ名とファイル名のルールを決め、回収の手間を軽くします。
紙での提出も歓迎にし、掲示ボードに同じサイズの枠を用意します。
発表は同じ持ち時間にそろえ、順番は多様な表現が交互に来るように並べます。
展示では作品カードを共通様式にし、見出しと一言メッセージを入れます。
後日まとめるスライドや冊子にも流用できるよう、枠線や余白をそろえます。
希望者には、作品の作り方ミニ共有会を開き、コツをクラスで回します。
教員・保護者のスピーチ例と「刺さる一言」実例集
よくあるNGワードと避けるべき話し方
強い命令口調や比較は、受け手の気持ちが離れやすくなります。
「みんな同じであるべき」という表現も避けます。
短い応援フレーズと、具体的なエピソードを一つ添えると届きやすいです。
断定よりも、「〜してみる?」「〜もいいね」のような選べる言い方にします。
できていない点の指摘より、「ここがよかったよ」を先に伝えます。
相手の名前を呼んでから一言を添えると、場がやわらぎます。
生徒に響いた一言:実例ベースの紹介
「あなたの良さはここだよ」という指さしの言葉は、記憶に残ります。
「今日の一歩を見たよ」という観察の一言も、心に灯がともります。
長く語るより、短く伝えるほうが届く場面は多いです。
「その選び方、いいね」という承認の一言も、次の一歩につながります。
名前+場面+一言の三点セットにすると、伝わり方がやさしくなります。
多様なバックグラウンドに配慮した設計
オンライン・書面・録音参加の導入
当日に参加しづらい人へ、別の入り口を用意します。
事前録音の音声、書面の宣言、オンライン視聴など、選択肢を示します。
選び方は担任と相談し、無理のない形を一緒に決めます。
オンライン視聴は視聴だけでなく、チャットで一言を投稿できる形も選べます。
書面の宣言は短文テンプレを用意し、記入例つきで迷いを減らします。
録音はスマホのボイスメモで十分で、提出方法を一枚プリントでまとめます。
名前の表示方法は三択にし、氏名あり・苗字のみ・イニシャルから選べます。
写真の扱いも三択にし、顔あり・後ろ姿・掲示のみの中から選べます。
提出締切は一次と最終の二段階にして、駆け込みにも対応します。
オンライン接続の事前テスト時間を前日に設け、入室手順を配布します。
家庭の通信環境が気になる場合は、学校の端末・教室から視聴できる時間を作ります。
当日の代読係を決めておき、録音が難しい人の言葉をていねいに届けます。
スライドは一人一枚で統一し、文字数と行数の目安を共有します。
子どもと保護者の連絡帳やフォームを併用し、当日の連絡先を明記します。
特別支援学級や不登校生との合同開催の工夫
移動や滞在が負担にならないよう、時間や導線を短くします。
別室ビューイングや小規模開催を併用し、出番は短く区切ります。
掲示や作品展示での参加も等しく価値があります。
座席は出入りしやすい位置を第一候補にし、途中退室と再入場をいつでも可能にします。
音量や明るさはあらかじめ目安を決め、開会前に短い確認時間を取ります。
プログラムは「主プログラム」と「静かな参加コーナー」に分け、選べる形にします。
別室には進行のライブ表示を用意し、今どの場面かがすぐ分かるようにします。
合流が難しい人向けには、少人数のミニ版を後日に用意します。
展示参加では、作品カードに一言メッセージ欄をつけ、言葉以外の表現も歓迎します。
当日の役割は無理のない範囲で選べるようにし、受付・スライド送り・掲示係などから選択します。
終了後は個別ふりかえりの時間を短く設け、次回の参加方法をいっしょに考えます。
デジタルツール活用で思い出を可視化する
未来宣言フォーム+スライド表示
事前にフォームへ入力すると、当日のスライド作成が楽になります。
入力迷いを減らすために、記入例つきのテンプレを事前配布します。
項目は「今の自分」「志」「最初の一歩」「応援してほしい言葉」の四つに絞ります。
入力締切は一週間前を目安にし、前日と三日前にリマインドを送ります。
スライド化を想定して、氏名と宣言は別ページで管理します。
公開に使うのは宣言のみとし、氏名は管理用として保管します。
公開範囲はクラス内か学年内かを明記し、保護者にも共有します。
フォーム到着順に自動でスライドへ差し込めると、準備が軽くなります。
ファイル名は「学年_組_番号_氏名」の並びで統一します。
投影時の読みやすさを考え、文字サイズと行数の上限を決めます。
QRで家族に共有できると、あとから見返しやすいです。
紙の配布物にはショートURLも併記し、閲覧の入り口を増やします。
祖父母向けに、宣言だけを抜き出したカード版も用意できます。
プロジェクターのコントラストを事前に確認し、背景は淡い色で統一します。
当日は司会台本に「次のスライド」合図を書き込み、進行をそろえます。
動画メッセージ・スライドショー作成ツールの活用例
写真と一言コメントを集め、短いスライドショーに仕上げます。
写真は一人三枚まで、横位置を基本にすると画面がそろいます。
コメントは二十〜三十字を上限にすると、読みやすくまとまります。
冒頭にタイトルカード、最後に学年名と日付を入れると記録性が高まります。
長さは九十秒前後を目安にし、テンポよく切り替えます。
BGMはフリー素材か校内演奏にすると、扱いが分かりやすいです。
切り替えの演出は抑えめにし、言葉と写真が主役になるようにします。
提出締切を二段階に設定し、一次締切で仮編集、最終で差し替えを受けます。
完成版のプレビュー時間を三分確保し、担任と司会で最終確認をします。
公開は学年限定のアルバムにすると、見たい人がすぐ見られます。
アルバムの表紙画像を一枚決め、サムネイルで内容が伝わるようにします。
説明欄に「写真の順」「撮影クラス」「問い合わせ先」を短く書き添えます。
LINE OpenChatやnoteを使ったデジタルタイムカプセル
外部SNSの活用は校内方針に沿って慎重に選びます。
クラス限定の場所に、当日の写真や宣言をまとめます。
入室ルールとニックネームの書き方を決め、最初の投稿で周知します。
ピン留め投稿に「はじめに読む案内」と「掲載のお願い」を固定します。
写真には「顔出し可」「名前なし」などのタグを付け、見分けやすくします。
月ごとにまとめ投稿を作り、見出しに日付とテーマを入れます。
公開期限やコメントルールを決めておくと、運用がすっきりします。
退出後の投稿の扱いについても、最初に方針を共有します。
一年後の再掲出をカレンダーに入れておくと、振り返りのきっかけになります。
再掲出の前日に「当時の自分への一行」を追記してもらうと、味わいが深まります。
学年通信には、閲覧入口と問い合わせ窓口をシンプルに載せます。
担当者の持ち回り表を作り、月替わりで更新担当を決めます。
タイムカプセルの作り方と定着させる手順
封書・家族預かり型・学校保管型の特徴と比較ポイント
封書は手ざわりが残り、家族預かりは家庭での会話につながります。
学校保管は一斉に開封でき、学年全体の一体感を感じやすいです。
クラスの事情に合わせて、組み合わせても大丈夫です。
封書は封かん前に写真を一枚撮って控えを残すと、のちほど見返しやすいです。
家族預かりは冷蔵庫のマグネットや玄関ボードなど、目に入りやすい場所に置き場所メモを貼ります。
学校保管は学級箱や名簿とひも付けて、袋に学級・氏名・開封日を書きそろえます。
転校や引っ越しがある場合の引き渡し方法を、学年だよりに小さく明記しておくと迷いにくいです。
開封セレモニーの段取り(順番・読み上げ・写真位置)を先に決めると、当日の流れが整います。
封書は便せんの色やシールをそろえると、見た目に統一感が生まれます。
学校保管は年度末の棚卸し手順を決めて、保管場所のラベルを更新します。
「3年後の自分へ」ポストカードやQRメッセージの導入例
一言メッセージをカードに書き、QRで写真や音声にリンクします。
日付と場所を書いておくと、開けたときに情景がよみがえります。
担任や家族の一言を添えると、未来の自分に届きやすくなります。
カードはA6サイズにそろえ、差出人と宛名を表に、メッセージを裏に書きます。
QRは短いタイトルを付け、パス付きアルバムや限定ページに結びます。
写真は三枚まで、音声は一分までなど、目安を決めると作業が軽くなります。
色ペンやスタンプで飾りを足すと、開封時の楽しみが増えます。
クラスで封かんの合図を合わせ、小さなカウントダウンを行うとイベント感が出ます。
開封予定日をカレンダーに登録し、学年サイトにも再掲予定を入れておきます。
希望者には自宅宛のポストカード投函も用意し、思い出の形を選べるようにしま。
立志式後の継続サポート:「その後」を活かす工夫
校内掲示やWeb配信による振り返り
廊下や学年サイトで、宣言の一部を掲示します。
見やすい高さと動線を意識して、立ち止まれる場所に配置します。
写真には短いキャプションを添え、読みやすい書体でそろえます。
QRコードを掲示の隅に置き、学年限定ページにもつながるようにします。
Web配信は公開範囲と視聴期限、ダウンロードの可否を事前に明記します。
撮影可・不可のアイコンを掲示物の端に付けると迷いが減ります。
掲示替えの日程と回収の手順を学年だよりで先に知らせます。
掲示期間が終わったら、保管場所と返却方法をクラスで共有します。
コメント付せんの時間を設け、よかった一言を可視化します。
学級ごとに色を分けると、あとから振り返りやすいです。
家庭で共有する感想シートや写真配布の意味
感想シートは、家族の会話のきっかけになります。
三つの問いだけに絞ると、書きやすく続けやすいです。
「心に残った場面」「友だちのよさ」「明日の一歩」を短文で書きます。
提出はオンラインでも紙でもよく、選びやすいほうで大丈夫です。
オンラインはパス付きアルバムのリンクと合わせて案内します。
紙はA4片面で、日付と学級名の記入欄を上部にそろえます。
写真は、本人のセレクトで数枚に絞ると、アルバム化が進みます。
家の人と一緒に選ぶ時間をつくると、振り返りが深まります。
祖父母あての一行カードを同封すると、話題が広がります。
提出期限と再提出の窓口を明記し、回収後の掲示や返却手順も伝えます。
Q&A:よくある悩みとそのヒント
恥ずかしがって話せない生徒がいる場合
短い言葉やカード掲示でも立派な表現です。
ペア発表や録音再生に切り替える方法もあります。
出番は数秒でもよく、無理のない形で参加できます。
原稿を小さなカードにまとめ、視線はカードのままでも大丈夫です。
別室で録音した音声を当日流す形も選べます。
声を出さずに、掲示や作品で思いを伝える参加も立派です。
親の関与度に差があるときは?
全員が同じ準備をできるとは限りません。
学校側で共通テンプレを用意し、必要に応じて補助します。
担任からの一言で、家庭の差を埋められる場面があります。
提出方法はオンラインと紙の二本立てにすると動きやすいです。
印刷やラミネートは学校で一括対応にすると準備がそろいます。
複数学年でやっても意味あるの?
学年ごとにテーマを分けると、特色が生まれます。
同じ型でも、発達段階に合わせて問いを変えると新鮮さが続きます。
縦割り展示にすると、互いの学びが見える化します。
上級生の司会やアドバイスを取り入れると、交流が深まります。
翌年に引き継ぐノートを作ると、積み上げが見えやすくなります。
まとめ|「またやりたい」と言われる立志式に
一人ひとりが主役になる工夫を仕込む
役割を選べること、表現を選べること、関わり方を選べること。
司会や撮影、展示づくりなどから自分に合う担当を選べます。
話すのが得意なら発表を。
絵や写真が好きなら作品で。
人を支える動きが得意なら裏方で。
どの選び方にも同じ価値があります。
この三本柱がそろうと、場に前向きな流れが生まれます。
やることが自分ごとになり、準備の会話が増えます。
友だち同士で助け合う場面も自然と生まれます。
当日も迷いが少なくなり、進行がなめらかになります。
小さな一歩でかまいません。
一言の宣言でも、短い挙手でも十分です。
昨日より半歩進めたと感じられれば、それが収穫です。
自分で決めた一歩は、記憶に残りやすいです。
誰かに言われた役割ではなく、自分で選んだ道は思い出に変わります。
その実感が、次の挑戦の呼び水になります。
準備〜式後の流れ全体で感情の余韻を残す
事前ワーク→当日→掲示→振り返りの順で、一本の線にします。
配布プリントやフォームで事前に思いを集めます。
当日は一人ひとりの言葉を場で共有します。
終わったら廊下や学年サイトに並べます。
一週間後に短い感想を集め、次の行動を一行で決めます。
写真やカード、スライド、タイムカプセルを使い、思い出せる形を増やします。
写真は各自三枚に絞って選びます。
カードはA6でそろえ、日付とひと言を入れます。
スライドは一人一枚のルールにすると見やすいです。
タイムカプセルは開封日を明記し、保管場所を決めます。
また来年もやりたいね、と自然に言葉が出る形を目指します。
やって終わりではなく、続けたいと思える手ざわりを残します。
準備も当日も片付けも、分担しながら進めます。
その積み重ねが、学年の空気をやわらかくします。
